ビジネス初心者が騙されないために!詐欺商材の見抜き方と失敗の心構え

ビジネス

2025年3月12日

今日は昨日早めに寝たので、そこまでの苦労なく早起きできましたが、なかなかに気分が重かった。

プレッシャーのかかる仕事がのっさんを待っていた。おかげで深夜2時ごろに目が覚めてしまい、コンディションは悪いなか、何とか仕事をやってのけました。

詳しくは言えませんが、手ごたえはまずまず、あとは結果を待つだけになりました。

スタンフォードの最高の睡眠から言うと、今日の睡眠は黄金の90分には程遠い質の睡眠になってしまったと思います。人生こんな日ばかりじゃないし、プレッシャーが無くなった今晩はよく眠れると思います。

それはそうと、最近、ビジネスの話を聞く機会があり、その中でとても良い話が舞い込んだという人と話をしました。

私も、ビジネスの話は大好物なので興味深く聞かせていただいたのですが、ちょっと、「んー、それどうなのかな?」と思ったので、感じたことを書いていこうと思います。

詐欺商材

リンパの流れを良くしますとか、活性酸素を消してくれる水素水。など、本当に効果があるの?って商品が世の中蔓延しているように思うのはのっさんだけでしょうか?

なんとも効果がありそうなうたい文句が飛び交うが、本当に信じていいのか、疑問に思うことがたくさんあります。

なぜこんな話をするのかというと、今回冒頭で書いたビジネスとは以下の内容だったからです。

最近、100万円以上する高額なマッサージの機材を買って、その機械で商売をするんだって言っていた人がいました。聞いたこともないような理屈で、リンパの流れを良くして、むくみがとれるとか言っていました。

実際にめちゃくちゃ効果が出るから、成功確率はかなり高いとのこと。

のっさんはこの時、半信半疑の割と冷ややかな目を向けながら、その話を聞いていました。はっきり言えないけど、たぶん何か間違えているんじゃないかな?

何を間違えていたのだろう?と後々考えていると、ふと『失敗の科学』に書かれていたことを思い出したのです。

失敗の科学

今とても影響を受けている本に「失敗の科学」があります。オーディブルでお手軽に聞けるのでお勧めです。

本によると、より効率の良い装置を作る場合、その装置の専門家と、その分野以外の専門家、どちらのほうが実績を出せたのか?という問いがあります。

完璧な理論を構築する専門家と、門外漢だがとりあえずチャレンジして改良を重ねる専門家だと、結果を残したのは実は後者だったとありました。

専門家は理論の構築に時間をかけ、いろいろ準備をして、1回トライする間に、門外漢はとりあえず失敗ありきで素早くトライして、手ごたえのあったものを改良したらしいのです。

重要なのは失敗回数。

失敗を計算に入れているかいないか、失敗から次につなげることを前提としている。これが重要だということを示唆しています。

さて、100万円のマッサージ機を手に入れて起業という話、失敗を計算に入れていないのは間違いなくないか?

もし、100回くらい失敗するのも計算に入れてますって話なら、もうすでに富裕層ですやん!とツッコミたくなります。

実際今回のマッサージ機は話を聞く限り、結構ムリして買った様子がうかがえたので、なかなか笑い話にもできません。

でも、失敗することを前提でビジネスを勧めるのは、どの本にも書いてあります。

初回の激ムズ問題でいきなり「スーパーひとし君」を使うのは後々自分の首を絞めることになりますからね。

そしてもう一つ疑問点がありました。

そもそも、そのマッサージ機は本当に効果があるのか?

もちろん面と向かって言いませんでしたが、客観的にはもしかしたらわかるかもしれません。

それはどういう方法かというと・・・

エビデンスとインパクトファクターを調べる

ということです。何なら販売員に聞く方が早いかもしれません。

インパクトファクターとは、その論文が乗っている雑誌が、他の論文で引用されている回数のことです。インパクトファクターが高いと、優秀で、低いと誰でも出せて信頼性が薄い雑誌といえます。

もちろんインパクトファクターが低い科学雑誌でも、有用な論文はあると思いますが、基本的に高いほうが信頼性が高いのです。

ちなみに最高峰といわれるNatureは50.5でした。だから5もあれば十分だ。

科学雑誌の中には根拠が薄くても、お金を出したら掲載することが可能なものがあります。いわゆる「ハゲタカジャーナル」といって、そういったものの大半がインパクトファクターが0.5以下でなのです。

しかし、そうした怪しい商材に対してインパクトファクターなんか聞く人もいないし、信じるか信じないかはあなた次第です、って感じで、販売してるんだろうと予想しています。

だって、そんなに劇的な効果が出るなら、標準治療にだって組み込まれておかしくないはずでしょう?

なぜそんなに効果があるのに他の同業者である専門家が全然反応していないのか?

疑問に思うことが山盛りです。

多分効果が出たと言っているのは、ごく一部の関係者と関係者が抱き込んだ専門家のみなのかなと。

科学的根拠を聞くと、よくわからん論文すらなく、どこかの教授が押しているだけのものもあります。

まとめ

のっさんは独り暮らしを始めたばっかりの時に、カレーを一晩寝かせたらおいしいと聞いたので、室温(夏)で一晩寝かせたことがありますが、激臭になってました。見た目はおいしそうでしたが・・・

もちろん物理的にカレーが腐るかどうかは別として、世の中賞味期限切れの話がたくさん転がっていますからね(急激に腐らせるのはよくない!)。

実際に腐っているかいないかは、野菜の切り口を見るとか魚の目を見るとか、普段スーパーでしていることと同じで、判断するポイントは知っていればわかるようになるはずです。

あとはいきなり高級食材を買うのではなく、たくさん料理をして上手くなってからでも遅くはありません。

世の中おいしそうな話はたくさんありますが、騙されるとしんどいです。

見た目に騙されず、しっかりと真実を見極め、ビジネスなら失敗を何度もすることを計算に入れてからしましょうということです。

追伸

こんなことを言っているにもかかわらず、私も情報商材で結構やられました・・・

ブログは続けるだけで、高額商材とか入らないのでよく注意してください。

払った40万円は戻っては来てくれません!それでは!

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