2025年3月16日
今日も無事、しっかり早起きできました。2日前に寝坊してしまった反省から、子どもと一緒に早寝。8時間以上ぐっすり眠ったおかげで、今朝はスッキリ。気分爽快です。
ちなみに、8時間以上の睡眠って、フランスでは平均らしいですね。そんなに寝てて大丈夫か!?と一瞬思いましたが、これだけ頭がクリアになるなら、日本人も見習うべきかもしれません。
『トランプインフレが世界を襲う』の感想
朝倉慶さんの持論に触れて
現在、習慣にしている読書で『トランプ・インフレが世界を襲う』という朝倉慶さんの本を読んでいます。
YouTubeで朝倉さんが「日本株はいいですよ〜」と言っていたので、日本株の比率を増やしてはいるのですが、直近の下落であまり利益は出ていません。
コメント欄を見ると、文句を言っている人が多くて驚きますが、私は朝倉さんの考えに共感できる部分が多いので、予想が外れてもわりと好きなままでいられます。
(それよりも、「○○たん今日もお綺麗ですね」みたいな、株系のYouTubeとは思えない謎コメントの方が読んでてツライ……。)
今日は、その本の中で印象に残った「既得権益」について、自分なりに掘り下げてみたいと思います。
「本当の既得権益」とは何か?

「既得権益」と聞くと、政治家や大企業、官僚といった“偉い人”たちが思い浮かびますよね。なんとなく「ズルして得してる人たち」という、ダークサイドなイメージ。
でも、朝倉さんは違う視点を提示しています。
「働かないことにインセンティブを与えるべきではないと思う」
と本の中で述べています。
会社員は、様々な雇用規制に守られていて、よほどのことがない限りクビになることはありません。つまり、それこそが既得権益だ、と。
…んっ?
あれ、自分も既得権益持ってるじゃん!!
思い返すと、会社員って本当に守られてますよね。一度取得した資格も、特別な理由がなければ剥奪されない。冷静に考えれば、これも“既得権益”と呼べるのかもしれません。
雇用規制と経済の停滞
さらに朝倉さんは、雇用規制が日本経済を停滞させていると述べています。
人手不足が深刻な業界(例えば旅行業界など)に人が回らず、経済にダメージを与えている。だから、もっと解雇を容易にすべきだという主張です。もちろん、その際には金銭的な補償が必要という前提ですが。
読みながら、なるほど…と納得してしまいました。
個人的な理解
たとえば、ネット書店の台頭で町の本屋がどんどん潰れているのに、雇用規制があるために経営者は従業員を解雇できない。
従業員も既得権益に甘え、他の仕事に転職することなく、結果として経済がどんどん縮んでいく。
だからこそ、「もっと簡単にクビにできる仕組みが必要だ」と朝倉さんは言っているのだと思います(もちろん補償ありで)。
さらには利益の上がらないゾンビ企業に政府の公金を補助金として投入し、生き延びさせています。
競争社会において、競争に敗れるべき企業に手を差し伸べるのは、優しさではありません。
もちろん賛否あると思いますが、私なりにはそう理解しました。
自分に置き換えて考える
気づかされたのは、「自分も既得権益の恩恵を受けている」という事実。
頑張って取った資格が無効化されることはないし、明日急にクビになることもまずありません。
努力が報われた結果だとはいえ、それにあぐらをかいてしまうのは危険です。
大切なのは「その既得権益に見合う自分でいられているかどうか」。
会社にとって価値ある存在であり続けられているか。資格保持者としての能力があるか。
常に新しいことに挑戦する精神を忘れてはいけないなと思いました。
明治維新時の既得権益とは
既得権益がガラガラと音を立てて壊れていった時代の一番わかりやすいものは明治維新でしょう。
「刀は武士の魂」
という言葉に嘘はなく、刀を差しているだけでエリート階級という意識だけでなく、士族には禄という給料がありました。
そして武士の階級が廃止されてから、刀を持ってはいけないという廃刀令が出されるまでに9年かかりました。
その9年間、士族の階級には家禄や賞典禄があり、実にその当時の国家予算の3分の1が占められていたといいます。つまりこれが既得権益になってしまっていて、国家財政を圧迫していたのです。
維新志士たちがすごいのはこれに秩禄処分という手切れ金を支払い、やめたことです。
既得権益をぶっ壊したのです。若い世代が何とか頑張って世界に追いつく、という大きな目標に向かってエネルギッシュに動いていた時代の話ですが、やはり大変だったに違いありません。
ぶっ壊された側の不満が、その後の西南戦争に発展した要因の一つだとも言われています。
変わる日本、変わらない日本
でも現実問題、日本はまだまだ変化を嫌う社会です。
明治維新の気風は今のところありませんので、雇用規制がすぐに緩和されるとは思えません。「既得権益だ」と言われても、「はい、どうぞ」と手放す人はいない。
だからこそ、今はチャンスなのかもしれません。
起業する人が少ない日本、その傾向はまだまだ変わりそうにありません。
では、ちょっとチャレンジするだけで競争相手が少ない。
私も、いつか今とは違うことで起業してみたい。
そのための一歩として、ブログなどのSNS運営を続けていこうと思っています。
雑記ブログ、はじめました

今日は時間があったので、ブログを立ち上げてみました。
Wordにためていた下書きも約20日分ほどあったので、そろそろ始めてもいいかなと判断しました。
ブログを始める前の関門
とはいえ、「どのテーマにするか」「サーバーはどこがいいか」などで1時間以上調べてしまい、気づけば時間オーバー。
有料テーマのほうが良いのか?という疑問も。
昔、ブログをやっていたときは有料テーマを使っていたけれど、結局5万円も稼げませんでした。
それならと思い、今回は、失敗してもダメージの少ない無料テーマで始めることにしました。
『失敗の科学』でも、「失敗の回数は多いほうが良い」と言っていましたからね。
ブログに慣れて、収益も安定してきたら、そのときに有料テーマを検討すればいい。
それまでは“まずスタートすること”を優先したいと思います。
雑記ブログの方向性と目的
結局、習慣化特化ブログではなく、雑記ブログとして運営していくことにしました。
習慣化の過程で感じたこと、経験したこと、日々の思いなどを自由に書いていこうと思います。
目標は「100記事書いて100PVあれば御の字」くらいの気持ちで。
どうせ、自分が期待するほどには誰も見ませんしね(笑)。
お金だって、元が取れたらラッキーくらいの気持ちです。多少マイナスでも構いません。
ブログを通して得たいもの
自分の中での優先順位はこんな感じです。
- アウトプットを続けること
- 自分の考えを整理するために書くこと
- 誰かの役に立つこと
- 将来の起業のヒントを得ること
- お金(欲しいけど最下位)
以前もブログをやっていましたが、この優先順位を逆にしていたせいで続きませんでした。
何より楽しくなかったんです。
お金のためにブログをやるのは、近所のドブ川で砂金を探すようなものです。
一生懸命川底をすくっても、成果はゼロ。
時給30円以下。
ネットには「月100万稼いだ」という人があふれているのに、自分は全然ダメ…。
そんな状況がつらくて、やめてしまいました。
もちろんやり方を変えれば成功していたかもしれません。
しかし、モチベーションが無くなれば、1849年のカリフォルニアの川であったとしても、ドブ川に変わってしまうのです。
でも今は、「この日記のようなブログを書くこと」で、思考の整理にもなっていますし、アウトプットの習慣化にもつながっています。
お金が“いちばんの目的”ではない。
欲しいけれど、いちばんじゃない。
これを忘れずに続けていこうと思います。
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まだまだ手探りのブログですが、どうぞよろしくお願いします。