ブラックコーヒーはおいしい?:元・砂糖・ミルク必須派が辿り着いた答え

コーヒー

2025年3月7日

今日はコーヒーをこぼすこともなく順調でした。仕事の勉強時間も5分から10分に増やすことができ、なかなかいい感じです。

習慣の一つとして、「コーヒーを淹れて感想を書く」というルールを設けています。今日は、なぜこの習慣を始めたのかについて語ろうと思います。


コーヒーの感想を書く理由

なぜ毎回コーヒーを飲むたびに感想を書いているのか?

実は、将来コーヒーを販売する店を開きたいと思っているからです。そのためには、コーヒーの味がある程度わからないといけません。毎日記録をつけて、少しずつ経験を積んでいこうと考えました。

もともとコーヒーは苦くて、砂糖と牛乳をたっぷり入れないと飲めませんでした。でも、そんな甘党仕様でも毎日飲んでいました。すると、ブラックで飲んでいる人から

「お子様だな~」

と半分馬鹿にされたことがあります。

「イタリア人も砂糖を入れて飲むことを知らないんだね。ブラックが至高だと思って飲んでたら、イタリア人もびっくりするよ。ブラックが最高だと思ってるのは日本人くらいだ」

などと苦し紛れに反論しました。調べたらやっぱりエスプレッソには砂糖を入れるらしい。そりゃそうだ、あんなに濃いコーヒー。ただ、のっさんが飲んでいたのはただのドリップコーヒーだったので、なんとも言えません。

でも、そもそも「コーヒーの飲み方に正解なんてない」と今でも思っています。


コーヒー砂糖コンプレックス

学生時代、友人宅のトイレに

「人生は味覚と同じで、苦みも楽しめるのが大人なのだ!」

と書かれたカレンダーがありました。

それを見た二十歳そこそこの自分は、「苦いビールは嫌い、コーヒーも甘くしないと飲めない。味覚ですら苦みを楽しめていない自分は、人生においても未熟なのでは?」と妙に考え込んでしまいました。

そのせいか、「お子様だな~」という一言に思いのほか傷ついたのです。「いつかブラックコーヒーを楽しめる大人になりたい!」と密かに決意しました。


コーヒーとの出会い

では、昔から本格的なコーヒーを飲んでいたかというと、全くそうではありません。

インスタントコーヒーがメインで、たま~にコーヒー豆を買い、木製のオールドタイプのコーヒーミルで豆を挽く。円錐形のペーパードリップで適当にお湯を注ぎ、「豆から淹れたんだから、インスタントよりはおいしい気がする」というレベルでした。

そんなある日、学生時代の終わりごろに、たまたま寄った喫茶店でブラックコーヒーが出てきました。友人の手前、砂糖とミルクを入れるのがなんとなくカッコ悪い感じがして、思い切って飲んでみると——

「えっ?ブラックでもこんなにおいしいの?」

と衝撃を受けたのです。

ただ、その喫茶店は不定休で、1時間かけて行っても閉まっていることがほとんど。結局、飲めたのは2回だけでしたが、今でも「店で飲んだコーヒーの中で一番おいしい」と思っています。

それでも自宅では相変わらず砂糖とミルクを入れないと飲めませんでした。


社会人になって変わったこと

社会人になり、豆を買う機会が増えていきました。

ある時、YouTubeで「おいしいコーヒーの淹れ方」を見ていたら、ある疑問が湧きました。

「この豆、なんでこんなにモコモコ膨らむの?」

・・・豆の種類が違うから?冷凍庫に保存してればよいってみたからその通りにしてるけど、何か根本的に違う・・・

家で買った豆ではこうなりません。コメント欄をチェックすると、

「豆が新鮮だとよく膨らみますね!」

と書いてあります。

これだっっ!豆の新鮮さだ!!

割と新鮮そうに見える豆を買ってきたつもりでも、膨らまない。カルディの豆も近所の人気店の豆も。有名チェーンの豆は比較的おいしいと思っていたが、やはり膨らまない。

なぜだ?店に販売してるのはもしかして古いのか?

焙煎何日後とは書いてないから、案外古いものを買わされてるのかもしれない、と思ったが、そういうもんなんだと、追及できずにまた数年が過ぎました。


自家焙煎との出会い

ある日、知り合いが「自宅でコーヒーを焙煎していた」と言っていたのを思い出しました。

「焙煎が自宅でできるなら、最高に新鮮な豆が手に入る!」

そう思ったら、もう止まりません。

YouTubeで検索すると、鍋での焙煎が簡単そう。さっそく松屋コーヒーの初心者パックをとりあえず購入した。

鍋は1000円も出せば十分みたいだし、最悪100均の鍋で良いらしい。都合よく家のキッチンは古いガスコンロだ。加熱しすぎて消火することもない。

参考にしたのは「煎りたてハマ珈琲」の動画。見よう見まねでやってみると、意外と上手くいきました。

ドリップしてみると——

「おお!モコモコしてる!あの動画と同じだ!」

テンションが上がります。

飲んでみると、なんとなく味が薄いがすっきりしている。何より、嫌な味がしない。

「これならブラックで飲める!」

あとから知ったのですが、味が薄いのは焙煎直後だからで、豆が膨らむのはガスが出ている証拠らしい。ガスは深煎りだとたくさん出るし、浅煎りだとあんまりでない。もしかすると、カルディでや近所の店では浅煎りの豆を買っていたのかもしれませんが、記憶があいまいです。

有名チェーン店のは基本深煎りなので、もう少し膨らんでもいいんじゃないかと今でも思いますが・・・


苦み vs えぐみ・渋み

焙煎を続ける中で気づいたことがあります。

「苦みはおいしい。でも、えぐみや渋みがあると途端に不味くなる」

だから、砂糖やミルクが必要になるのです。酸味は最初こそ苦手でしたが、慣れると意外とおいしい。

つまり、ブラックが苦手だったのは「苦み」ではなく「えぐみ・渋み」だったのかもしれません。

学生時代に出会った喫茶店のおかげで、今では「上品な苦みや酸味はおいしい」と自信を持って言えます。

しかし、コーヒーは結局ブラックでも、砂糖とミルクを淹れてもどちらもうまい・・・あの時そう返せればそんなにコンプレックスを持たずに済んだのかもしれない。しかしそう言えるようになった今、少しは大人になれたのかもしれない、そう感じる40代のっさんであった。


まだまだコーヒーの旅は続きますが、今日はこの辺で。

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